南洋の豆から作った真っ黒なスープ。
確かに珈琲という代物は初めて飲んだ人には強烈なインパクトを与えたことでしょう。
カフェイン効果で気分がすっきりするということも驚いたかもしれません。
我らゲッカヨ夫婦もコーヒーは大好きで、ほとんどブラックで飲みます。
関西の「コーヒーの富田屋」さんから挽きたて・焙煎したての豆を取り寄せたりもしていました。
ここの特徴は「一心不乱のハンドピック」。つまり小さすぎて焙煎する時に焦げたりしてしまい雑味のもととなる不良豆を丁寧に手作業ではじいていく気の遠くなるような作業をこなしているんです。お陰で凄まじく美味しいコーヒーが飲めます。
経済的に余裕ができたらまた頼みたいところ。
今はもっぱら近所のドラッグストアでUCC上島珈琲の「職人の珈琲」の緑色のパッケージバージョン「深いコクのスペシャルブランド」を入手して愛飲してます。けっこう美味しいです。
そんな中舞い込んだニュースがこれ。
コーヒー飲むと死亡リスク減
コーヒーや緑茶、1日数杯で長寿効果 19年間追跡調査 コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて死亡するリスクが低いとする調査結果を、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめた。(朝日新聞デジタル)
情報源: コーヒー飲むと死亡リスク減(2015年5月7日(木)掲載) – Yahoo!ニュース
コーヒー党としては単純にうれしい。コーヒー嗜好が何となく正しいような気になって。
まあ健康のために飲んでるのではなくてただ美味しいから飲んでるんだけど。
珍妙で摩訶不思議な魅力を持つ「コーヒー・ルンバ」という珍妙名曲
そんなコーヒーにまつわる曲というのも日本の音楽シーンにもあって、その中でもひときわ異彩を放つのが「コーヒー・ルンバ」という楽曲。
もともとはベネズエラの曲だけど、日本語詞がついて日本でも大ヒット。
元祖は1961年の西田佐知子バージョンなので半端無く古いんだけど、その後も延々とカヴァーされ続けているナンバー。
歌詞が違うザ・ピーナッツのバージョンもあるけれど、もっぱら愛され続けているのは西田バージョン。
ルンバといいながらルンバのリズムでないという最初っからおかしなことになってるこの曲、何と言っても魅力なのはその珍妙な歌詞。
歌詞の直接引用は著作権的にできないのでコチラを参照。
ざっとあらすじを紹介すると「アラブの偉いお坊さんが恋を忘れてしまった男にコーヒー飲ませるとそいつがいきなり恋をしちゃった、コーヒーすげえ」という内容。
そんな効能が本当にあってコーヒーのパッケージに書いてしまったら薬事法的にまずいだろうというくらい激しく無茶な歌詞。
J-POPの歴史の中ではやはり”Mr.地底から響いてくるような声”の井上陽水バージョン(2001年)が一番奇妙。もはや危険ドラッグにしか思えません。
他にも能天気ダンサブルな荻野目洋子がYO-CO名義で出して1992年にヒットさせました。
そして全ての元凶(?)となった西田佐知子バージョン(1961年)がこれ。気が遠くなります。
こういう話を書いているのは、ゲッカヨが楽譜配信をしてもらってる「アットエリーゼ」の中の人に、未だになぜか楽譜人気があるという話を聞いたからです。
ちなみにこの曲は著作権的には洋楽扱いで、一時期は日本で音楽出版社が扱っていない時期があり、楽譜掲載が難しい曲として有名でした。したがって配信楽譜でも難しいのかなと思ってたら、今はできるということで…。
それでゲッカヨでも掲載したことがあるような気がしたので探したところ、井上陽水と荻野目洋子バージョンの楽譜を発見。せっかくなので配信を開始してもらいました。
井上陽水/コーヒー・ルンバ
http://www.at-elise.com/elise/JPDPGK04528/
YO-CO(荻野目洋子)/コーヒー・ルンバ
http://www.at-elise.com/elise/JPDPGK04527/
この日本の音楽シーンの歴史に残る奇妙な楽曲をカヴァーしてYouTubeなどにアップして人気者になってみたいと思うチャレンジャーな人は、ぜひ活用してみてくださいね!