【昭和のアニソン名曲】を4週連続楽譜配信開始! 第1弾ラインナップはこれ

アニメソングの原点ともいうべき昭和時代のアニメソングを今週から4週にわたって連続配信することになりました!
配信はおなじみの楽譜配信サイト「アットエリーゼ」さんよりのダウンロード販売です。

現代のアニメソング=アニソンはアニメの世界観にとどまらず、子どものみならず大人もターゲットに含めた幅広いアーティスト性も含めたジャンルになって花開いているのは御存知の通り。

しかし往年の昭和の時代のアニソンとなると、アニメにぴったり寄り添って、キャラクター名を連呼する、子ども向けの音楽でした。でもそうした中でも後半になると徐々にアーティスト性を打ち出したものも散見されるようになり、楽曲のみでも成立するアニソンというものも誕生し始めた時期でもあります。

どちらにしろ不滅の名曲なので、ぜひ活用して歌ったり弾いたりしてみてくださいね。

【第1弾楽譜配信リスト】

曲目をクリックすると「アットエリーゼ」内の購入ページにジャンプします。

あしたのジョー

尾藤イサオ/あしたのジョー

ウルトラセブン

東京マイスタージンガー/ウルトラ警備隊の歌

重戦機エルガイム

MIO/エルガイム

あらいぐまラスカル

大杉久美子/おいでラスカル

おそ松くん

ボーカル・ショップ/おそ松くん

おはよう!スパンク

井上望/おはようスパンク

科学忍者隊ガッチャマン

子門真人/ガッチャマンの歌

ドカベン

こおろぎ’73/がんばれドカベン

キャンディ♥キャンディ

堀江美都子、ザ・チャープス/キャンディ・キャンディ

キューティーハニー

前川陽子/キューティーハニー

キン肉マン

串田アキラ/キン肉マンGo Fight!

もーれつア太郎

たなだひろし/ケムンパスでやんす

正義のシンボル コンドールマン

ベンさいとうとモンスターズ/ザ・モンスター

サスケ

ハニーナイツ/サスケ

となりのトトロ

井上あずみ、杉並児童合唱団/さんぽ

シティーハンター

TM NETWORK/Get Wild

シティーハンター2

TM NETWORK/STILL LOVE HER

ハイスクール!奇面組

うしろゆびさされ組/かしこ

うしろゆびさされ組/うしろゆびさされ組

めぞん一刻

ピカソ/サヨナラの素描

ピカソ/シ・ネ・マ

※以上、「アットエリーゼ」のコンビニプリントからの出力も可能になっています。

 

編集長おまけコラム●昭和アニソンは永遠に

SOC188

昭和…、それはケータイもインターネットもなかった時代

昭和というのはどんな時代だったのだろう。ひとくちに昭和と言っても、それこそ第二次世界大戦当時も昭和だったのだから、そうは簡単に区切れる年月ではない。
ところが世間の大方のイメージで言うと、昭和イメージというのは前述した「三丁目の夕日」で描かれていた昭和30年代が中心だろう。西暦で言うと1955年〜65年。アニメソングの発祥と言われる「鉄腕アトム」の放映が1963年なので60年代半ばが昭和アニソンの源流が始まった時期と言える。

何にせよ、今の若い世代には想像できないかもしれないが、ケータイもインターネットも存在しなかった。メールと言えば郵便のことだった。電話は一家に一台が当たり前で、加入権が高かったこともあるが、個人の電話を持つのは若い世代ではまれなことだった。

今ではケータイメールやTwitterなどで友人同士の交流は帰宅してもなお続くのが当然だが、その当時は家に帰ればいったん社会とは断絶され、翌日に学校や職場に出かけて初めて話題を共有することが普通のことだったのである。
そして今はじゃっかん色褪せてきているが、テレビが絶大な人気を誇っていた。その中で子ども達にとってひときわ重要だったのがアニメ番組だった。

当時は当然ニコニコ動画もYouTubeも無いから、アニメ番組を見るのはまさにワンチャンス。見逃してしまえば翌日の学校での話題についていけなくなると言う潜在的プレッシャーと戦いながら、テレビの前にかじりついていたのである。なんと不自由な時代だったのだろう。

 

不自由で不便な時代だったが夢はあった…

しかし不自由な時代ながら、「夢があった」と語られがちなのが、昭和の時代である。何しろ経済は右肩上がり、給料は上がり続け、日本という国自体が若々しさに満ちあふれていた。

環境破壊も着実に行われていたのだが、いつかは科学の力で何とかなるという楽観を誰もが胸に秘めていた。
東日本大震災を契機に反原発のムードが高まっている昨今だが、昭和の時代はまだまだ原子力を夢の未来エネルギーと捉えていたことは、鉄腕アトムやドラえもんの駆動力が、原子力設定であったことでもうかがえるだろう。

そして子ども達を中心に、悪は退治できるものと信じていたし、未来はバラ色と夢想することが当たり前だったのである。
ではなぜ夢があったのか。それはきっと不便だったからではないだろうか。当時は情報はほしがるものだった。つねに人々は情報に飢えていた。ググることの出来なかった時代、知識を得るためには自分から手間暇を掛けなくてはならなかった。

裏の情報などはまず探すのが難しかったし、各業界の実情もわからなかったから、夢を見ることが出来たのではなかっただろうか。幻想と言ってしまえばそれまでだが、情報が少ないからこそ夢を見る余地が残されていたのではないだろうか。

 

アニメ番組のストーリーや特徴を解説する機能性音楽

アニソン(ここでは特撮ソングもその範ちゅうに含める)は、子ども向けの音楽として始まった。今ではノスタルジックでシンプルな楽曲の『鉄腕アトム』でさえ、シンコペーションや半音を使ったメロディが、それまでの子ども向け音楽の唱歌とくらべて複雑であると揶揄されたというエピソードはまさに象徴的。

当時のアニソンは、あきらかにアニメを楽しむための機能を前面に出した作りであった。たとえば登場するヒーローの特徴であったり、必殺技であったり、シチュエーションの説明であったり、という物語を楽しむための前提条件を歌詞に盛り込むことが必至だったのだ。ともすれば「地球の平和を守るため」など、ヒーローが戦う目的まで教えてくれる。
いわゆる初回放映を見逃したとしても、見ていたとしても忘れてしまったとしても、大方のストーリーは把握できるように親切に設計されていたのである。

またサビあたりでヒーロー/ヒロイン名を連呼するのも、まずはその名前を覚えてもらいたいという、実にシンプルな目的であったと言える。
さらに言うなら擬音の多用というのも、初期アニソンの特徴である。子ども向けがゆえに、「ガガーン」などのわかりやすくインパクトのある語感は優先されて歌詞に取り込まれた。

以上がアニメ(特撮)ソングの基本形。オープニング楽曲に限定して言えば、インパクト及び元気のあるホーンセクションを多用したアレンジが多かった。サビはサビとわかりやすくAメロ・Bメロとはくっきりと差別化が図られ、ティンパニーがよりメリハリを付けるために多用されていたのもポイント。
しかしそうしたことによるインパクトは、実は子どもだけではなく、大人にもわかりやすいという事実から、普及は加速していく。

 

みずから歌い、弾いて、昭和のスピリットを感じよう

昭和のアニメ・特撮ソングは名曲の宝庫。アニソン黎明期のシンプルで骨太な楽曲は、決して色褪せない魅力を放っている。
また昭和の中でも移り変わりは激しく、80年代後半以降からは、しだいにタイトル連呼・擬音多用だけではない、平成のアニソンに通じるイメージソング的役割の楽曲も増えていくのも興味深い。90年代に端を発したアニソンブームの源流がそこにある。

これからの4週にわたる楽譜配信で、ぜひ温故知新の弾き語りなど、はじめてみてはいかがだろうか。

 

この記事の著者

編集長(夫)

「ゲッカヨ・オンライン~月刊歌謡曲●電子版」編集長。元・音楽雑誌「ゲッカヨ(旧・月刊歌謡曲)」編集長。現在はエンタメ〜商品レビュー、政治経済まで扱うライター業がメイン。「おためし新商品ナビ」編集も担当。

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