ハイ・ファッション meets V系〜謎のイケメン・セヴァが生み出した 際限なきヴィジュアル系拡大解釈

見ているだけでかっこいいセヴァが生み出した見ても聴いても奇妙に美しいハイ・ヴィジュアルな世界観

セヴァという謎イケメン、日本人ではないが日本語も話し、ハイ・ファッションの世界ではすでに有名な存在でありつつ音楽も仕掛けている謎の人物。そんな彼がクリエイトするものは果たして何なのか。V系なのか、そうじゃないのか?

そしてなぜ彼はヴィジュアル系シーンで活躍するミュージシャンたちに招集をかけたのだろうか。
美しき男たちの集団が創りだした奇妙に幻想的なハイ・ヴィジュアルの世界を堪能せよ!

セヴァ01_A

セヴァ=Seba(Sebastiano Serafini)

日本在住のミラノ出身イタリア人(※1/4は日本人)・モデル/ミュージシャン/俳優
ヴィジュアル系バンド・【Ecthelion】-エクセリオン-のMP(マニピュレーター)としても活躍中

Echelion_A
そんな彼が1stソロシングル『FALLEN』を2014年11月7日配信リリースした。

V系というのはあまりにおしゃれ。
レコーディングはドイツで行われたそうで、ポップかつハードコアな要素にダブ・ステップをミックスしたアバンギャルドな音が衝撃的。
壮大なコーラスとともに静かに荒ぶるとでも言うべきセヴァのヴォーカル、挟まれるダブ・ステップ要素が美しいだけではない奇妙な味わいを注入しているところが、ハイセンスな彼のキャラクターならではなのだろう。

イタリアでは11月から放映のドラマ「Columns」の2ndシーズンのサウンドトラックに使われているそう。

ちなみにこちらはリミックスバージョンのトレイラー。

こちらの方はダンスすべきビートと女声コーラスがニュアンスを大いに変えているまったくの別物サウンド。
ダンスミュージックとして表裏一体をなすけれど、こちらは映像作品としてのニュアンスが強い。

しかし実際に聴いて見てみても何となく、どことなく、アバンギャルドな世界観すぎて、彼が何者なのかを余計にややこしくさせているようにも感じるのが正直なところ。
かっこいいんだけどね。でも疑問はどうしても浮かんでしまう。
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果たしてセヴァという謎のイケメンは何者なのだろうか。

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ちなみにこのMVは並み居るV系ミュージシャン(AOI(SHAZNA)、ゆきみ(ex UNITE)、ゆき(liraizo/ex Mix Speaker’s,Inc.)、Nimo(ex ACE)、Louie(Rose Noire)、兆(Ecthelion)、SHOW(VAATSU)、優輝など)がこぞって出演しているという。

それではそうした参加メンバーの一部から証言を集めて、セヴァという存在を外堀から攻めていくことにした。

セヴァって何者!?

【証言①】後藤優輝(YUKI)(ベーシストであり、プログラマー/モデル/カートレーサー)

後藤優輝_A

「セヴァとの何気ない日常会話の中で勧誘を受けてMVに出演することになりました。彼と初めて会ったのは、下町。酒よりも串揚げを食おうと一緒に会食したときが最初かな。
クールな見た目に関わらず、意外に内面はお茶目で驚きました。ただその人柄は…、とてもmysteriousな空気感を漂わせてますね、いつも。
普段はユーモラスな表情も見せるけど、実際の彼はとても知的かつ戦略家だと私は考えてます」

MV作成時は特殊メイクで登場しているYUKI。

「その特殊メイク、目が見えなくなるんですよ。だからおよそ8時間、目をふさがれ、トイレに行くのも一苦労でした(笑)。こんなふうな出演の仕方は……、恐らく二度とないでしょうね。こんな多彩な面々でコラボレーションするなんて。セヴァには感謝しています」

たとえばV系ファンにはどういったおすすめポイントがあるのだろう。
「セヴァの織り成す特殊な世界は、V系ファンであろうとなかろうと不思議な感情を体感させてくれると思います。
撮影に使用したクラブも雰囲気満載のお店でしたし。コンセプトは「独特な世界観、また浮世離れした現実の演出」、一言で言えば「SURPRISE」ですね」
【オフィシャルホームページ】アメブロ インスタグラム

 

【証言②】兆-kizasi-(【Ecthelion】-エクセリオン- の上手ギター)

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「僕が以前からモデルの仕事や撮影に参加したいとセヴァに言っていたのを覚えていてくれたみたいで、セヴァから面白いから参加してみなよと誘いを受けた」のが参加のきっかけだったというセヴァと同じバンドで活動するギタリストの兆-kizasi-。

「セヴァが【Ecthelion】-エクセリオン-に加入する数ヶ月前のミーティングで会ったのが初めてだったんですが、タレントのローラみたいな面白いモデルさんだなぁという印象でした(笑)。でも実際に交流するようになってみると、人と関わるのが好きで、面白くて楽しいことが好きなんだなあと。いろんなことに誘ってくれるし、すごく優しいし、ユーモアセンスもある……、憧れます!」
MV作成時ではすっかり笑いが止まらなくなってしまったこともあったとか。
「セヴァが宙吊りになって走ったり泳いだりしていたりするのを見てたら……、個人的にツボに入っちゃって(笑)。まあ自分もスローモーションで宇宙を漂うシーンで、とにかくかっこ良く見えるように頑張ってたんですけど、陰では笑われてたかも…(笑)。とにかくこのプロジェクトをきっかけに、共演者を含めて同じバンドメンバーのセヴァのことをもっともっと知ってもらいたいなと思いました!」
【オフィシャルホームページ】

 

【証言③】SHOW(VAASTU/バーストゥのVo)

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「以前から知人を通して知り合い、ライブ会場で再会した事をきっかけにこのMV出演のオファーをセヴァからもらいました。初めて彼と会ったのは都内某所、「凄く眠たいよ」と言ってたのを覚えてます(笑)。
実際に交流するようになってみると、人種を問わず、差別も無く人と接する事の出来る人格の持ち主だと気づきました。ひとりの人間として尊敬しています」

と語るSHOW。MVでは特殊メイクは人間だけにとどまらなかったようで…。
「特殊メイクを施した小道具の中に「キュウリの見た目をしたバナナ」があって…、時間が経つにつれて熟して凄い臭いを発してたんで、みんなで笑ってましたね(笑)。自分はMVではもっぱらベース演奏シーンのアクションを担当したんですけど…。実は現場には音楽が流れていなかったので、事前に渡されていた曲をイメージしながら動いてたんです(笑)」

今回のプロジェクトに参加して、ふと思ったことがあるという。
「僕にとってはまた機会があれば参加したい素敵なイベントでした!あとセヴァには逆に僕のバンドのPVに出て貰おうと思ってます。良いよね??(笑)」
【オフィシャルホームページ】

【証言④】dubby bunny(beatmaker / DJ)

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本人からライブハウスで直接MV出演の誘いを受けたという作曲家・まー(dubby bunny)。初対面でのセヴァの印象はずばり、
「顔ちっさ!」
だったそう。

「実際に交流するようになると、実にいい奴だってわかりましたね。もちろん言葉の壁は多少あったんですけど、適当な英語と身体を必要以上に動かしてみごと現場を乗り切りました! ただ自分が一番活躍できたのは、表面的なものというよりも、バックヤードやカメラオフ状態での騒ぎっぷり。現場の空気方向じゃないかと…(笑)」
【オフィシャルホームページ】

【証言⑤】Nimo(Vocal)

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●MVに出演することになったいきさつは?
セヴァに突然誘われてMV出演することになったNimo。以前やっていたA(エース)というバンドのライブにふらっと現れたのが第一次接近遭遇だったそう。
「流暢な日本語に驚きましたね!あと、やたらかっこいい(笑)。でも話すと意外とかわいいやつだったり。僕にとっては人懐っこいイメージがあります。ただ何の撮影なのか聞かされないまま現場に呼ばれたのは困った。さらに未だに詳しいことは聞いてないのもまた(笑)。そんな不思議なセヴァなのに、周りにいろんな人が関わってて、人望がすごいなって関心しました」
MVではもっぱら主役を立てることに徹したという。
「スーパー脇役としてはしゃいでたんですよ(笑)」
そしてこのプロジェクト参加についてはすごく新鮮だった模様。
「セヴァはかっこよくて、不思議で、おもしろい人物。そんな彼を通じて新たな経験ができたこと。また、新たな出逢いがあったことに感謝しています。新しい不思議の世界におじゃまさせてもらうことができて本当によかった。完成を楽しみにしています!」

【オフィシャルホームページ】 アメブロ Twitter Facebook

 

【証言⑥】ヒグチミツヒロ(Vo/G、カメラ)

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シンガーソングライター、映像監督、グラフィックデザイナーという多才な面を持つヒグチミツヒロ。セヴァに誘われてプロジェクトに参加したが、もともとはセヴァのバンド・Ecthelionの『天帝レイヴ』(10月15日リリース)のPVを監督した人。

「セヴァって、一見ラフなのに、撮られ方に対する自分の意見をちゃんと出してくる人だったし面白いんです。制作面ではとても真面目ですね。そしてさらに柔軟。友人関係としては……、弟みたいな感じですかね(笑)」
今回のMV、彼にだけはものすごいプレッシャーが掛かったようだ。
「撮影のスタジオが地上29階だったんですよ。僕、高所恐怖症で(笑)、もう常に半分意識飛びかけで走り回ってましたね。でもとことんカメラも回せたのは満足。瞬間で構図決めないといけない状況も多々あったのでめっちゃ頭使いましたけど(笑)。またこういう刺激的な現場に参加したいですね!」
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【証言⑦】ゆきみ(Dr/パーカッション/P)※元ユナイト

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セヴァとの初対面は喫茶店。「喋ることが面白い」という印象だったと語るゆきみ。

実際に交流するようになっても常に面白いノリに翻弄されている模様。
ただ、MV撮影は相当ハードだったようで、「現場にあったレッドブル3本飲みました。ごめんなさい(笑)」とのこと。
「今回のMVの一番の見所は眼です。単なる眼じゃなくて、手に書いた眼!」

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【証言⑧】Louie(Rose NoireのVo/バイオリン/作曲)

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セヴァからTwitterのダイレクトメッセージで参加のオファーをもらったというLouie。
撮影のための打ち合わせが初対面だったそう。
「実際に交流するようになってわかったのは、セヴァって凄く自分のカラーを持っていて芯が強いんだなと。あと発想。セヴァの奇抜な衣装見て、一体何が出来るのかが全く想像もつきませんでした」
今回は演奏シーンで出演している彼。
「本当に少ししか出てないので…、まあバイオリン弾いてるのが僕です!」
【オフィシャルホームページ】

やっぱり本人に聞かなくちゃわからない! 

INTERVIEW———————————————–

【本人の証言】セヴァ(Sebastiano Serafini)

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謎のイケメン・セヴァ。最後は本人に語ってもらいました。

本作では作曲とヴォーカルを担当。ハイ・ファッションと呼ばれるいわゆる高級ファッションのモデルでありミュージシャンである彼はいったい何者なのでしょう。

●MVを制作したのは?
「ドイツのプロデューサー、Oliver DeVille氏からソロアルバム製作の誘いを受け、曲もすごく面白いものができたんです。それで作曲中にいろんなMVのイメージが湧いてきて…。これはもう映像にして、ヴィジュアルでも自分の世界観をみんなにも見て欲しいなと思ったんです」

●撮影は苦労しましたか?
「ひとつのシーンをとるために百回以上ジャンプしたこと。あれはタイヘンでしたwww ジャンプして地面に腕から落ちるのを続けたから、一週間ほど腕が痛かった…」

●今回自分がいちばん活躍したなと思うポイントは?
「やっぱり面白いメンバーを集めたこと!おかげさまで、この曲、ドイツのiTunesチャートのNo.1になりました!!!!」

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●それで今回の中身なんですが、プロジェクト「Sebastiano Serafini – Fallen」のコンセプトを教えてください。
「曲のサウンドはポップとダブステップのMIXで、すごく未来的な感じ。MVもその世界観。[Fallen]は、[落ちる]ってことですので、disappointed, losing hope… なので実際撮影中に何回も腕から落ちてる. .ww」

●キャッチフレーズやこのプレジェクトを始めることになったいきさつは?
「Facing the truth is the only way to move on」

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●美しい男性が集まっているので、おそらくV系ファンから注目が集まると思いますが。
「色々なアーティストが今回の楽曲に似合うハイ・ファッションのアイテムをつけているのは見逃せませんよ!」

●V系ファンではない人へのおすすめポイントは?
「CGでなかなかすごいことが起こってます!!」

●このプロジェクトを終えてみての感想は?
「みなさんが参加してくれてほんとうにうれしかった!YouTubeで1億回の再生を目指そう♡」

【オフィシャルサイト】Facebook Instagram Twitter YouTube

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この記事の著者

編集長(夫)

「ゲッカヨ・オンライン~月刊歌謡曲●電子版」編集長。元・音楽雑誌「ゲッカヨ(旧・月刊歌謡曲)」編集長。現在はエンタメ〜商品レビュー、政治経済まで扱うライター業がメイン。「おためし新商品ナビ」編集も担当。

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